お料理、時々犬と猫とお花達のお話・・・


by kaitomama526

法善寺 本湖月さん

法善寺横丁にある “本湖月” さんに友人の快気祝いで伺いました。
このお店に伺うのは2度目。前回は友人が大阪文化功労章(だったかな)を受賞されたお祝いの席に伺いました。
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連休でごった返している路地の一角にあるお店、屋根に邪気祓いの菖蒲が置いてあります。
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以前訪れた時は入口に千住さんの滝の絵が描けてありましたが、今回はどなたのか分からなかった。

先ず紫蘇のお白湯 瓢の藍絵、素敵な器です。
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皐月、兜に見立てた菖蒲と蓬、目にも鮮やかなお飾りです。
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その奥に織部焼きの小鉢
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鮎魚女、松露、浜防風。
松露って生まれて初めて食しました。

これも素晴らしい器です。

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柏の葉の下は蒸し穴子のご飯
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柏の葉は枯れても木から落ちる事が無く、ずっと枯れたまま木に付いたまま、そして新芽が出る直前に落ちる、それが代替わりの縁起の良さ、として使われるそうです。
ご主人からそんなお話を聞きながらの食事、面白くて食いしん坊にはたまりません。

ちまきには鯛の昆布〆
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お節句に合わせて矢羽のお皿。
粽はやり鉾の形だそうです。
この粽、細くて長いイグサでとても丁寧巻いてありました。
お姫様の帯をほどくような・・もどかしさを感じる位に丁寧にと。
ご主人曰く、女郎の帯は直ぐほどけるようになってますでしょとね。
成程・・・!

豪華な蒔絵の椀物
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お椀は伊勢海老、グリーンピースの葛豆腐。
爽やかでとても美味しいお味です。

のど黒の炙り
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脂がのって絶品です。
後でご主人から伺ったのですが、楽さんの10代目の兜の器。
こんな贅沢な器、初めてです。

鳥貝の・・なんだろう?とにかく美味しいお味つけでした。
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八寸
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雲丹、じゅんさい、筍の酒粕漬け、空豆、鰻の八幡巻、車海老等。

稚鮎の焼き物

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牛肉、山ウド、花山椒のお鉢
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口の中が山椒でしびれた後のお口直しにと、自家製のお蕎麦、たたき蕨がのっています。
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鰊、熊本のお揚げ、いたどりの煮物
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けんけん鰹の胡麻だれ漬け、お漬物とご飯
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鰹はご飯ののせてお茶漬けも良いとの事で半分はそのまま、残りをお茶漬けにしました。

デザート
サイダーとカルピスの凍らせた物のジュレがけ
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サイダーがシュワっとしてさっぱりと美味しい。

自家製の蓬のきんとん
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この器、やはり楽さんの13代目さんのお作。素晴らしいですね。
当代さん、14代目楽さんの作品は拝見した事がありますが、こんな器で頂くのは贅沢の極みです。

最後のお薄
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以前伺った時は余りお話が出来なかったのですが、今夜はご主人と色々お話出来ました。
その月々に合わせての食器選び、、食器道楽のご主人のお話はとても興味深く、日本料理とは、というプライドとこだわりをきちっと貫いていらっしゃるのには感嘆しました。

連休の間、唯一楽しみにしていた夕食。素晴らしいお料理、ご馳走様でした。



by kaitomama526 | 2016-05-05 02:36 | グルメレポート | Comments(0)