法善寺 本湖月さん
2016年 05月 05日
このお店に伺うのは2度目。前回は友人が大阪文化功労章(だったかな)を受賞されたお祝いの席に伺いました。
先ず紫蘇のお白湯 瓢の藍絵、素敵な器です。
松露って生まれて初めて食しました。
これも素晴らしい器です。
ご主人からそんなお話を聞きながらの食事、面白くて食いしん坊にはたまりません。
ちまきには鯛の昆布〆
粽はやり鉾の形だそうです。
この粽、細くて長いイグサでとても丁寧巻いてありました。
お姫様の帯をほどくような・・もどかしさを感じる位に丁寧にと。
ご主人曰く、女郎の帯は直ぐほどけるようになってますでしょとね。
成程・・・!
豪華な蒔絵の椀物
爽やかでとても美味しいお味です。
のど黒の炙り
後でご主人から伺ったのですが、楽さんの10代目の兜の器。
こんな贅沢な器、初めてです。
鳥貝の・・なんだろう?とにかく美味しいお味つけでした。
稚鮎の焼き物
デザート
サイダーとカルピスの凍らせた物のジュレがけ
自家製の蓬のきんとん
当代さん、14代目楽さんの作品は拝見した事がありますが、こんな器で頂くのは贅沢の極みです。
最後のお薄
その月々に合わせての食器選び、、食器道楽のご主人のお話はとても興味深く、日本料理とは、というプライドとこだわりをきちっと貫いていらっしゃるのには感嘆しました。
連休の間、唯一楽しみにしていた夕食。素晴らしいお料理、ご馳走様でした。