辻井伸行×三浦文彰 究極の協奏曲コンサート
2016年 02月 20日
と、二人で行くはずでしたが、誘って下さったニケママがお家の用事で行けなくなり、別の友人と行ったのでした。
ニケママにあの美しい音を聴いて欲しかった、今度は是非一緒に行きましょうね。
昨日は “辻井伸行×三浦文彰 究極の協奏曲” に行きました。
それから、ノブ君こと、辻井伸行さん、実はタランとした音が余り好きでは無く、一年前にラフマニノフの2番をイギリスのリバプール交響楽団とジョイントしたのをテレビで観て、余り良くなかった・・・結構ノブ君一人で走ってた、合って無いという印象が強かったのですが、音楽好きのニケママが “いい音してるよ~” って言ってたし、一度は本物を聴いてみようと思い、チケットを取りました。
さて、三浦さん、一曲目、タイスの瞑想曲、題名は知らなくても誰もが聴いた事がある曲です。
う~ん、時々高い音が微妙に上ずってる・・・一寸気になります。
そしてチャイコフスキーのコンチェルト。
ミスもちょこっとあるし、やっぱりう~ん。
昨年、五嶋龍君の同じ曲を聴きました。凄く良かった、いい音してたし、観客をどんどん引き込む魅力があったけど、足らない・・・
曲が終わって拍手、隣の友人が
“大好きな曲だから、それに良いの一杯聴いてきてるから、未だあかんね~” と。
全く同感です。
そして辻井伸行さん、ソロが2曲.
次がラフマニノフの3番。
どんな音かな、走らないでよ~と思いながら聴きました。
良い!パワフルだし、音も良い、ラフマニノフの曲、ノブ君のピアノがぐいぐい観客を引っ張り、ホールがどんどん熱気に包まれていく感じが伝わります。
終った途端ブラボー!ブラボー!
とても良かったし、感動しました。
隣の彼女も終わった途端に “良いね~” と先程とは全然違う反応。
まさしくこれがコンサートのだいご味、リアルな感動ですね。
ラフマニノフの協奏曲に彼のピアノがとても合ってる感じがしました。
好きな事には私も貪欲です。彼の協奏曲、又聴いてみたい!と思いました。
ソロで弾くより良いかも。
今朝ふと、昨日のオーケストラはどこだったのかな?とプログラムを見たら、読響でした。
読響なら、コンマスに長原幸太さんが居たはず、気が付かなかった・・・
でも昨夜のコンマスのお顔は長原幸太さんでは無かったよね、多分。
長原幸太さん、一度聴いてみたいヴァイオリニストです。
ちなみに昨夜の夕食は定番の十三屋さんのシアター御膳。
これが手っ取り早くて便利です。