樫本大進&コンスタンチン・リフシッツのコンサート
2016年 02月 18日
このお二人、2~3年前にテレビで観て、二人共素晴らしい、リフシッツさんのコロコロと転がるようなピアノの音色が綺麗~とずっと気になっていました。
今日やっと聴きに行く事が出来ました。
大阪城近くの泉ホール
殆どのお客様なコンサート行き、少し早い目に行って正解、我々の後は外で並ばなきゃいけませんでした。
ブラームス・ヴァイオリンソナタ第2番イ長調
プロコフィエフ・ヴァイオリンソナタ第1番へ短調
以上3曲。
樫本大進さん、ベルリンフィルのコンサートマスター。
一昨年、新しくなったフェスティバルホールで、サイモン・ラトルさんの指揮、ベルリンフィルとの競演を聴いてから2回目です。
その時樫本さん、それからサイモンラトルさんの指揮のストラヴィンスキーの “春の祭典” 指揮がぴたっと止まった瞬間、この感動は一生忘れない!と思いましたが、今夜のリフシッツさんとのデュオ、凄く良かった!
ベートーベンも良かったですが、ブラームス素晴らしく美しい!
プロコフィエフ、凄く良かった。
3楽章、いきなり二人共弾く!しかも二人、目を合わす事も無く、息がぴったりの二人何とも凄いです。
樫本さんの小さい抑えた音、まるで極上の絹糸のように、艶やか。
音符と音符が繋がっているようになめらかでしかも華奢で繊細な音色、息をするのを忘れてしまいそうな・・・
こんなに綺麗な完璧な演奏、さすが樫本さん、感動しました。
休憩の時に何となくお客様の感想を耳をダンボにして聴くのも楽しい事。
ある紳士はピアノが伴奏者じゃない、ちゃんと主張していると。
リフシッツさんの事詳しく知らなかったのですが、ソリストでも有名なピアニスト、皆さん、こんな贅沢な良い音、最高!と夫々感動していらっしゃいました。
隣の席の男性も時々メモを取りながら??大感動、ブラボー!でした。
なんでも広島県の福山市からわざわざいらしたとか。
今思う事、もう一度聴きたい♡